借金一本化の相談をして返済を健全化する

借金一本化の相談をして返済を健全化する

多額の借金があると毎月の返済が厳しく、特に複数社から借入していると苦労するでしょう。

借金返済が厳しいときは弁護士・司法書士に相談する手もありますが、あくまで債務整理をする場合の話です。参考元>>借金返済 … アディーレ法律事務所

毎月の返済額を圧縮すれば返済していける状況なら、債務整理よりも先にやるべきことがあります。この方法なら信用情報に登録される心配はなく、ローン履歴に傷がつくことはありません。


借入件数が増えてきたら一本化の検討を

借金が増えてくると返済が大変になりますが、それに加えて借入件数の増加にも注意が必要です。借入先が1件のころは毎月の指定日までにコツコツと返済できていた方も、複数から借入してしまうと返済管理が大変になります。

各ローンの返済日や返済額・完済日などを把握するのが困難になるので、早めの一本化をおすすめします。一本化を目的とした相談先は法律事務所や司法書士事務所ではなく借入先の金融機関です。他社借入が多いのでまとめたいと相談をすれば応じてくれる可能性があります。

対応してくれるケースが多いのは銀行で、消費者金融などのノンバンク系は不可となることが少なくありません。この理由は総量規制による縛りがあるため、借入できる金額が銀行より少なくなるためです。ノンバンクは年収の3分の1までの融資となり、銀行はそれを超えて借りることが可能です。

例えば年収300万円の方が各社から合計100万円の借入をしている場合、消費者金融に一本化相談をしても応じてもらえません。新規で借入をして他社に全額返済するためには、一時的に100万円の追加融資が必要になるためです。

最近は銀行系のキャッシングが増えてきましたが、銀行系は銀行とは異なりノンバンクに属することを覚えておいてください。


一本化をするなら今より低金利で借りよう

借金の一本化をするときには消費者金融から銀行への乗り換えというケースが多いです。ノンバンクと比べて銀行は金利が低く、3~5%以上も低金利を設定していることが少なくありません。例えば消費者金融3社から実質年率18.0%で借りている場合、15.0%の銀行に乗り換えすれば3.0%も金利を下げられます。

金利が低くなるほど借金返済における元金充足分は増えるため、より短期間で完済できるわけです。完済までに支払う利息総額を抑えることが可能であり、高額の借入をしている場合ほどメリットが大きいです。低金利で借りるコツは金利交渉をして下げてもらうよりも、低金利の金融機関に申し込みするほうが得策と言えます。

初回契約のときは金利交渉に応じてくれないことが多いため、ここはあまり期待しないほうがよいです。金利を見るときは最高金利がポイントとなり、例えば実質年率8.0%~14.0%のローンだと最高でも14.0%で借りることができます。

このローン場合の最低金利は8.0%ですが、初回から適用になるケースは極めて少ないです。

借入相談のときは一本化したい旨を伝える

複数のローンを利用している状態で、新たに高額融資を受けるのは簡単ではありません。例えば消費者金融3社から合計150万円を借りている状況で、銀行に新規で150万円の融資を希望しても却下されることが多いです。

現在利用中のローンと合わせて300万円の債務を抱えてしまうため、融資してくれる銀行は少ないでしょう。審査を少しでも有利にするためには、一本化のための借入であることを伝えておくのが効果的です。一本化・おまとめ可をアピールしている金融機関なら、事情を素早く察してくれるはずです。

一本化のための借入なら新規借入分で他社ローンの返済をするので、借金が今より増えることはありません。むしろ低金利ローンでおまとめすれば、今後の支払い総額は少なくなります。一本化・おまとめの専用ローンなら審査の通過率が高く、金利も低く抑えられていることが多いです。

借金はいくらからやばいか把握することが健全な利用につながる


借入件数が何件になったら一本化が必要なのか

借入先が1件の状態で今より低金利ローンに乗り換えする場合は借り換えと呼んでいます。一本化をする状況では少なくとも2件以上から借入しており、返済日が月に2回以上やってくるわけです。昔から借入件数が3件以上になったら一本化が推奨されていますが、2件の状態でも一本化したほうが好ましいです。

キャッシングやカードローンの借入件数は1件が好ましく、2件以上から借入している方の背景には最初のローンで希望額の借入、または追加融資を受けられないことがあります。借入件数が多い方ほど返済に逼迫している傾向があるので、早めに1社にまとめましょう。

すでに低金利で借入している方は一本化をしても金利は現状維持というケースがあるでしょうが、借入件数が減るだけでも意味があります。例えば3件から借入をしており、返済日がそれぞれ10日・25日・30日に設定されている場合、一本化すれば25日というように返済日が月に1回になるのです。

一本化相談は契約中の金融機関で可能なことも

借金をまとめる場合はほとんどの方が新規の会社を探して申し込みしますが、契約中の金融機関に相談する手もあります。消費者金融のローンは総量規制の対象になりますが、これは多目的融資に限定した話です。最近は消費者金融でもおまとめ専用ローンを用意しているところがあり、おまとめという目的融資に該当するので総量規制対象外となります。

銀行のおまとめローン審査に落ちてしまっても、消費者金融なら借入できる可能性があります。相談をする上でポイントとなるのは返済状況が健全であることで、過去に何度も延滞している場合は断られることが多いです。またローンの契約期間は6~12ヶ月程度経過している状態が好ましく、契約して1~2ヶ月後の状態では相談は難しいと考えてください。

新たに一本化資金を追加で借りるわけですから、増額融資を受ける資格を有しているかチェックされます。借入総額に比例して追加融資の審査ハードルが上がるのは間違いありません。将来的に一本化資金の借入を検討している方は、今から延滞しないように毎月早めの返済を心がけてください。

返済期日の5日前を目安に返済するクセをつけておけば延滞するリスクを避けられます。借金返済に困ったときは弁護士・司法書士への相談を第一に考える方がいますが、この場合の相談は債務整理が前提となっています。債務整理は信用情報に登録され、5~10年間はローン契約が不可になるのです。

一本化相談なら信用情報には影響せず、今後のローンやクレジットカード契約で不利になることはありません。